総量規制とは?年収1/3ルールの対象・例外をやさしく解説

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。

総量規制とは?年収1/3ルールの対象・例外をやさしく解説

この記事でわかること
  • 「年収の3分の1まで」の具体的な上限額(年収150〜600万円の早見表)
  • 対象になる借入/ならない借入(銀行・住宅・自動車・奨学金はどうなる?)
  • 例外貸付・除外貸付の具体例
  • すでに上限に近い方が次にとるべき行動

「年収の3分の1まで」って聞くけど、結局どこまで借りていいの?

総量規制、名前は聞いたことあるけど、細かく理解してる方って意外と少ないんです。

「住宅ローンもカウントされるの?」「銀行カードローンは?」「キャッシング枠は別なの?」――こうした疑問、全部この記事で整理します。

先に結論だけ言うと、対象は消費者金融とカードのキャッシング枠だけ。住宅・自動車・銀行・奨学金は別枠です。落ち着いて順番に見ていきましょう。


そもそも総量規制って何のルール?

総量規制は、2010年に完全施行された貸金業法第13条の2に基づくルールです。

ざっくり一言でいうと、こうです。

総量規制の大原則

貸金業者は、個人の借入総額が「年収の3分の1」を超える貸付をしてはいけない

※違反するのは貸す側(業者)。借りる側に罰則はありません。

目的は「返せない額を貸されて多重債務になる」ことを防ぐことです。2006年前後の多重債務問題への反省から生まれた、借り手を守るための仕組みなんですね。


【年収別】借入上限がひと目でわかる早見表

「自分はいくらまで借りられるのか」をパッと確認できるように、年収別にまとめました。

年収 総量規制の上限(年収×1/3)
150万円 50万円まで
200万円 約66万円まで
300万円 100万円まで
400万円 約133万円まで
450万円 150万円まで
500万円 約166万円まで
600万円 200万円まで

注意したいのが、これは1社あたりではなく全社合計の上限だという点。

たとえば年収300万円で、すでにA社に50万円・B社に30万円の借入があると、残り枠は20万円。C社で新しく100万円借りる、はできません。

💡 限度額(契約枠)がそのままカウントされるケースもあります。「借りてないからセーフ」とは限らないので要注意です。


対象になる借入/ならない借入を一覧で整理

ここが一番ややこしいところ。表で一気に整理します。

借入の種類 総量規制 理由・根拠
消費者金融カードローン ○ 対象 アコム・プロミス等(貸金業法)
クレカのキャッシング枠 ○ 対象 貸金業法の適用を受ける
クレカのショッピング枠 × 対象外 割賦販売法の範囲
銀行カードローン × 対象外 銀行法の管轄(※自主規制あり)
住宅ローン × 対象外 除外貸付
自動車ローン × 対象外 除外貸付(担保あり)
奨学金(日本学生支援機構) × 対象外 貸金業法の範囲外
目的別ローン(教育・リフォーム等) × 対象外 銀行法の管轄
覚え方のコツ
  • 消費者金融とカードのキャッシング=対象(年収1/3の枠を使う)
  • 銀行・住宅・車・奨学金=対象外(別枠でカウントされる)

「例外貸付」と「除外貸付」って何が違うの?

総量規制には抜け道…というより、生活に必要だから枠外で貸せる特別ルールが2種類あります。

例外貸付:一時的に枠を超えて借りられる

  • 緊急の医療費(病気・ケガで医療機関に払うお金)
  • 顧客に一方的に有利な借り換え(金利・総返済額が下がる場合)
  • 個人事業主への事業資金
  • 配偶者貸付(夫婦の年収合算の1/3まで)

除外貸付:そもそも枠に含まれない

  • 住宅ローン
  • 自動車ローン(車を担保にする場合)
  • 高額療養費の立替
  • 有価証券担保貸付・不動産担保貸付(住居用は除く)

🏥 たとえば入院費用が急に必要になったときは、「例外貸付」として総量規制の枠を超えて借りられる可能性があります。該当しそうなら業者に事情を伝えて相談してみてください。


専業主婦・収入がない方はどうなる?

総量規制は「本人の年収」が基準なので、専業主婦の方は原則、消費者金融から借入できません。

ただし例外として配偶者貸付という制度があります。

配偶者貸付の条件
  • 配偶者の同意書が必須(夫に内緒では使えない)
  • 配偶者の収入証明書類も提出
  • 夫婦合算年収の1/3まで借入可能
  • 対応する貸金業者は年々減少傾向

「夫に知られずに借りたい」場合、銀行カードローンのほうが現実的です。銀行は総量規制の対象外で、配偶者貸付の枠組みも使わないためです。


すでに上限に近い方がとるべき3つの選択肢

1|まずはおまとめローンで一本化

おまとめローンは「顧客に一方的に有利な借り換え」として例外貸付扱い。総量規制を超える額でも、借入を一本化できる可能性があります。月々の返済額も軽くなります。

2|銀行カードローンを検討

銀行は総量規制の対象外ですが、2017年以降の自主規制で実質的には年収の1/2〜1/3程度に落ち着いています。審査も厳しめなので、安定収入が前提です。

3|借金の整理を検討する

返済がすでに苦しい状態なら、新規借入よりも債務整理のほうが合理的です。任意整理なら利息カット、個人再生なら元本も圧縮できます。司法書士・弁護士の無料相談を使ってみてください。


よくある質問


違法になるのは貸した業者側で、借り手には罰則がありません。逆に「総量規制を超えてもOK」と謳って貸してくる業者はほぼ闇金です。絶対に利用しないでください。

はい、対象です。クレカのキャッシング枠は貸金業法が適用されるので、消費者金融の借入と合算して年収の1/3までに収める必要があります。ショッピング枠は対象外です。

法律上は可能ですが、2017年以降の自主規制で年収の1/2〜1/3に実質制限されています。「銀行だから青天井」は過去の話で、今はほぼ総量規制と同じ感覚で考えるのが現実的です。

総量規制上は含まれません。住宅・自動車ローンは除外貸付なので、年収1/3枠とは別枠です。ただし審査では返済負担率としてチェックされるため、借入能力全体としては当然考慮されます。

奨学金は総量規制の対象外なので、枠とは別扱いです。年収1/3の枠は消費者金融+キャッシング枠で計算されます。ただし奨学金の返済状況が信用情報に影響することはあるので、延滞は避けましょう。

1社50万円超、または他社合算100万円超の借入から、源泉徴収票・給与明細などの収入証明が必須になります。それ以下は自己申告ベースですが、虚偽申告は契約解除事由なので正直に書きましょう。

まとめ|総量規制は「借り手を守る仕組み」

総量規制は一見「借入を制限する邪魔なルール」に見えるかもしれません。

でも本来は、返せない額を背負わされて多重債務に陥ることを防ぐための盾なんです。

今日のポイントをおさらいします。

総量規制の要点まとめ
  • 年収×1/3が、消費者金融+キャッシング枠の合計上限
  • 銀行カードローン・住宅・自動車・奨学金は対象外
  • 医療費・借り換え・事業資金は例外として枠外借入可能
  • 上限に近いなら、新規借入よりおまとめ・債務整理を検討

自分の年収と既存借入額を照らし合わせ、無理のない範囲で計画的に使っていきましょう。

総量規制の枠内なら、大手消費者金融で即日借入も可能です。まずはプロミスの3秒診断で、自分の上限を確認してみてください。

プロミスの公式サイトを確認する
※ご利用は計画的に。返済困難な場合は日本貸金業協会(0570-051-051)へご相談ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました